クレンジング選びで肌が変わる!種類別メリット・デメリット徹底解説

クリニックでよく聞かれる質問なのですが、「クレンジングって種類が多すぎて、何を選べばいいかわからない」というお声をとても多くいただきます。実は、クレンジング選びは毎日のスキンケアの中でも特に重要なポイントなんです。

今回は、クレンジングの種類別にメリット・デメリットを整理し、あなたの肌に合った選び方をお伝えしていきますね。

クレンジングが肌に与える影響とは

クレンジングの役割は、メイクや日焼け止め、皮脂汚れを落とすことですが、同時に肌のバリア機能(外部刺激から肌を守る働き)にも影響を与えます。

2019年の皮膚科学研究では、クレンジング剤の種類によって肌の水分量や皮脂量の変化に差が出ることが報告されています。ただし、この研究は特定の条件下で行われたものなので、すべての方に同じ結果が出るわけではありません。

大切なのは、落とすべき汚れはしっかり落としながら、必要なうるおいは残すというバランスですね。洗いすぎは肌の天敵だと私は思っています。

種類別!クレンジングのメリット・デメリット

オイルクレンジング

メリット:洗浄力が高く、ウォータープルーフのメイクや日焼け止めもしっかり落とせます。油性の汚れは油で落とす、というシンプルな原理ですね。料理の油汚れを食器用洗剤より油で落とす方が早いのと同じイメージです。

デメリット:洗浄力が強い分、必要な皮脂まで落としてしまう可能性があります。乾燥肌や敏感肌の方は、使用後につっぱり感を感じることもあるかもしれません。

向いている方:しっかりメイクの方、脂性肌の方

バームクレンジング

メリット:固形状なので衛生的に使いやすく、オイルクレンジングと同等の洗浄力がありながら、保湿成分が配合されているものが多いです。

デメリット:価格が比較的高めで、溶かすのに少し時間がかかります。また、すすぎが不十分だと肌に残りやすいこともあります。

向いている方:乾燥が気になるけどしっかりメイクを落としたい方

ミルク・クリームクレンジング

メリット:肌への摩擦が少なく、うるおいを保ちながら洗えます。2021年の研究では、ミルクタイプのクレンジングは肌の水分蒸散量(肌から逃げる水分の量)への影響が比較的小さいとされています。

デメリット:洗浄力は穏やかなので、濃いメイクは落としきれないことがあります。

向いている方:ナチュラルメイクの方、乾燥肌・敏感肌の方

ジェルクレンジング

メリット:さっぱりとした使用感で、べたつきが苦手な方に人気です。水性と油性があり、水性タイプは軽いメイク向け、油性タイプはしっかりメイクにも対応できます。

デメリット:種類によって洗浄力に差があるため、自分のメイクの濃さに合わせて選ぶ必要があります。

向いている方:混合肌の方、べたつきが苦手な方

水クレンジング(拭き取りタイプ)

メリット:コットンに含ませて拭き取るだけなので、忙しいときや疲れているときに手軽に使えます。

デメリット:拭き取る際の摩擦が肌への負担になりやすいです。看護師として日々患者さんと接していて感じるのですが、拭き取りクレンジングを毎日使っている方の中には、肌の赤みやくすみが気になるとおっしゃる方もいらっしゃいます。毎日使うというより、急いでいるときの緊急用として考えるのが良いかもしれません。

向いている方:時短したいとき、軽いメイクの日

肌質別・クレンジングの選び方

ここまでの情報を踏まえて、肌質別におすすめの選び方をまとめてみますね。

  • 乾燥肌:ミルク・クリーム・バームタイプ
  • 脂性肌:オイル・油性ジェルタイプ
  • 混合肌:ジェル・バームタイプ
  • 敏感肌:ミルク・クリームタイプ(成分がシンプルなもの)

ただし、これはあくまで目安です。研究データは参考になりますが、対象者の年齢・体質・生活環境が違えば結果も変わります。自分の肌で試して確認することが一番大切だと思っています。

私自身も20代の頃、口コミで人気の高いクレンジングを使っていたのですが、なんとなく肌がゴワつくような気がしていました。思い切ってシンプルなミルクタイプに変えたところ、1週間ほどで肌の調子が整った経験があります。高価なものや人気のものが自分に合うとは限らないんですよね。

正しいクレンジングの使い方

どんなに良いクレンジングを選んでも、使い方が間違っていると効果が半減してしまいます。基本的なポイントをお伝えしますね。

  • 使用量は適量を守る:少なすぎると摩擦の原因に、多すぎるとすすぎ残しの原因になります
  • こすらず優しくなじませる:指の腹で円を描くように、30秒〜1分程度で十分です
  • ぬるま湯ですすぐ:32〜34℃程度が理想とされています。熱いお湯は必要な皮脂まで落としてしまいます
  • 朝のクレンジングは基本的に不要:寝ている間についた汚れは洗顔だけで十分落とせます

無理なく続けることが大切ですので、完璧を目指すよりも、毎日続けられる方法を見つけてくださいね。週1の完璧なケアより毎日の80点ケアの方が結果が出やすいと、看護師として実感しています。

まとめ

クレンジングは毎日使うものだからこそ、自分の肌質やメイクの濃さに合ったものを選ぶことが大切です。

  • 洗浄力の強さ順:オイル・バーム > ジェル(油性) > ミルク・クリーム > ジェル(水性)
  • 肌への優しさ順:ミルク・クリーム > バーム > ジェル > オイル
  • 拭き取りタイプは摩擦に注意

どのタイプが合うかは、最終的には自分の肌で試してみないとわかりません。まずは1〜2週間使ってみて、肌の調子を観察してみてください。肌本来の力を引き出すクレンジング選びで、毎日のスキンケアをもっと心地よいものにしていきましょう!

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